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<初心者向け>畝の役割から1人でカンタンにつくる方法までを公開!

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 野菜づくりを露地栽培で初めていくには、畝をつくるという作業が必要となります。

 私がこれまで得てきた経験の中から、1番カンタンだった畝のつくり方をお伝えいたします。

 クワを使った事がなかった私でも畝をつくる事ができたので、このやり方で必ずつくれますので是非ご参考ください。

 この記事では・・・

  • 畝とは何?
  • 畝の役割は?
  • 高畝と平畝どっちが良い?
  • 畝づくりに必要な道具は?
  • 畝のカンタンな作り方を知りたい

 と言う方へ向けて、少しでもお役に立てるように、わかりやすくお伝えいたします。

この記事を読むと、初めて露地栽培される方も、4〜5年目の知識レベルの畝づくりができるようになります。

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目次

畝について知っておきたいこと!

 野菜を栽培していくうえで、野菜のお家をつくってあげます。これが「」です。

 は、畑の土を細長く盛りあげた栽培する床のことで、畝立てとは畝をつくることを言います。

畝づくりの目的

 野菜が土の中で根を伸ばしていくのに「」は次の大切な役割を果たします。

畝の大切な役割
  • 水はけの良い状態に保つ
  • 水分を保つ
  • 地温の調整をする

 露地栽培で野菜を育てていくには、「」をつくることをオススメします。

畝の種類

 畝には、「高畝」と「平畝」と呼ばれているものがあります。

高畝

高畝は、畝の高さが20cm〜30cmぐらいのことを言います。

高畝の特徴
  • 水はけが良い
  • 土の表面積が大きくなることで酸素が多く入る
  • 日当たりも良くなり、地温が上がる効果がある
  • 畝の中の野菜の根は張りが良くなる

平畝

平畝は、畝の高さが通常5cm〜10cmぐらいのことを言います。

平畝の特徴
  • 雨が降った場合、高畝よりも水分を保ちやすい
  • 畝周りが低いことで水はけも良い
  • 畝表面に水が溜まり土が固まるのを防ぐ
  • 作業効率が良い
畝づくりにおいて「高畝」と「平畝」に迷ったら?

乾燥気味に育てる野菜」もしくは「水はけが悪い畑」は「高畝

加湿気味に育てる野菜」もしくは「乾燥しやすい畑」は「平畝」にすると管理が楽になります。

育てたい野菜が「乾燥気味に育てるのか?」or「水分が小まめに必要なのか?」については、次の「野菜の育て方」内にそれぞれ記載しておりますのでご参考ください。

カンタンに畝をつくる方法!

 先に結論からお伝えします。

次の方法をマネするだけで誰でもカンタンに畝立てができるようになります。

 最初は誰もがゼロからのスタートです。

 私も家庭菜園を始めた頃は、クワも持ったことがないぐらいのレベルでした。

 畝づくりのポイントを抑えていけば、いつの間にか感覚でつくれるようになりますので大丈夫です。

畝づくりのポイント

畝づくり、つまり「畝立て」を計画する前に次のことを事前に決めましょう。

決められないという方は、「決めるのに迷ったら?」をクリックしてみてね!

  • 畝の長さ
  • 畝の幅
  • 畝の高さ
  • 畝の向き
  畝立て

畝をつくること

  畝幅

畝の肩から肩までの距離

  畝間

畝と畝の間のこと

畝づくりに必要な道具は?

これらの道具があると畝づくりの作業はカンタンになります。

クワ<畝の土台・整形・強化>
レーキ<畝の整形>
メジャー<畝の準備>
紐と支柱(割り箸)など<畝の準備>

クワの側面部分を使えば、レーキ代わりになりますよ。

写真でわかるカンタンな畝づくり

畝立てのカンタンなつくり方を写真でお伝えいたします。

畝づくりの準備 

 〜畝の設計をしましょう〜

  1. 畝の長さ、幅、高さ、向きを決める
  2. それぞれの寸法をメジャーで測る
  3. 紐などで結んだ支柱などを用意する
  4. 図のように畝の両端に支柱を立てる


畝の土台づくり

 〜畝の基礎工事をしましょう〜

  1. 畝間の土をクワで耕す
  2. 耕された土をすくい紐の内側へ盛る
  3. 反対側も同様の作業をする
  4. 計画した畝の高さより高めに土を盛る

畝の整形

 〜畝の形を整えましょう〜

  1. 畝の表面をクワの側面などで平らにする
  2. レーキを使うとより楽に平に出来る
  3. この作業で畝の高さを調整する
  4. 小石や根っこなどが出てきたら取り除く

畝の強化

 〜頑丈な畝をつくりましょう〜

  1. 側面が崩れやすいのでクワや手で固める
  2. 畝の肩部分は特に崩れやすいので整える
  3. 4隅の紐付き支柱を取る
  4. ジョウロなどで畝に水をかけて完成!
畝づくりの向きは
  • 畝づくりの向きは、日当たりを考慮して決めましょう。
  • 一般的は東西方向へ畝を作り、野菜全体に日当たりが良いようにします。
  • 背丈の高くなる野菜を育てる場合、北側の野菜を考慮し、南北に畝を作る方法もあります。

 これらのやり方をマネして繰り返していくと、畝の形も段々とキレイにつくれるようになります。

畝づくりの次にすることは?と思った方は、マルチの敷き方もあわせてご参考ください。

 これから家庭菜園を初める方が、スムーズに栽培いただけるように、私の経験からまとめて記事にしてみました。

 また、家庭菜園を初めてみたいけど、栽培場所がないのよね〜という方は、貸し農園で全国展開している『シェア畑』さんもございます。

 全国70農園展開中!【シェア畑】

 楽しい野菜づくりの初めの一歩として、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

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