＜摘心やり方＞枝豆栽培10のポイントと注意する病気と害虫対策

枝豆を栽培するには、どうするんだろう？
枝豆を生育していくうえで、何をすれば良いのか？
多くの情報があって何を信じたら良いのかわからない。
などと困ったことはありませんか？

この記事は、次の悩みをお持ちの方へオススメです。

• 栽培のタイミング&準備は？
• 種まきのやり方は？
• 水やりの必要性は？
• 間引きのやり方は？
• 防鳥対策は？
• 摘心のやり方は？
• 追肥のやり方とタイミングは？
• 収穫のタイミングは？
• オススメの品種は？
• かかりやすい病気と害虫情報は？

　これらに焦点をあてて、栽培実績をもとに初心者の方向けにわかりやすくお伝えいたします。

この記事を読むと、枝豆栽培でおさえたいポイントを知り、繰り返し見直すことができます。

　このページを「お気に入り登録」をしていただくと便利かと思いますのでご活用ください。

枝豆栽培10のポイント

枝豆栽培を管理していくうえで、必要な情報をまとめてみました。

　これから紹介する10のポイントをおさえれば、失敗する確率は低いと考えます。

枝豆の栽培計画を立てよう

どのように栽培していくかを計画しましょう！

　用語については、野菜作りの知識 の中でそれぞれ詳しく解説していますのでご覧ください。

土壌酸度のpHを6.3へ調整しよう

枝豆がスクスク育つ土壌環境を整えましょう。

市販の酸度計をいろいろと試しましたが、こちらのタイプに落ち着きました！

市販の酸度計をいろいろと試しましたが、こちらのタイプに落ち着きました！
電池要らずで、穴掘って水いれて刺して測るだけ！

酸度調整用として保有していると便利ですよ！

種まきは4月下旬〜５月上旬が「◎」

露地栽培において、失敗しない野菜づくりの一つは、適期に栽培することです。

　種まきは、関東の場合ですとゴールデンウィーク頃が1番良い時期です。

枝豆の種まきは、直まきで問題ないのですが、芽が出始めた頃は鳥の大好物です。

発芽した頃に食べられてしまう被害が多いので、食べられないビニールハウス内などのエリアでポット栽培で一定期間生育をするか、ホームセンターなどで販売している苗を購入するという手段もありです。

２つセットでタネまきしよう

基本をおさえていれば、種のまき方は、それぞれの栽培スタイルに合わせていただいて良いです。

枝豆は、２つセットで育てることで、収穫量が1.5倍に増えます。

発芽率を考慮する場合

オススメの品種は、大定番の「湯あがり娘」です。

花や実をつけたらたっぷり水やりしよう

種をまいた後や苗植えした後は、土の表面が乾いたら水をあげましょう。

ペットボトルを被せて防鳥対策

種から芽を出すまでの間、鳥の大好物です。※写真よりもう少し後ぐらいまで要警戒

枝豆の鳥対策① ◆対策率:100%

枝豆の鳥対策② ◆成功率:70%

２つの苗を残して間引きしよう

間引きをする時は、ハサミを土の中へ入れて茎をカットしましょう。

なぜ、２つ残して間引きをするのか？

枝豆を2つセットで育てていくと、互いに競争し合って生育し、収穫量が1.5倍に増えるため。

追肥は不要

枝豆栽培において、追肥は不要です。

元肥でしっかり有機を取り入れて土づくりをしていれば、枝豆に必要な養分は十分です。

　追肥が必要と判断された場合は、窒素少なめの化成肥料(5-15-10など)を与えてください。

根に共生している根粒菌が、空気中の窒素分を吸収してくれるため窒素分の追肥は不要となります。

６枚目の葉を摘心しよう

枝豆の葉の主軸から５枚の葉(双葉とわき芽を除く)を残し、６枚目の葉を手で摘み取ります。

早生のタイプの枝豆は摘心不要です

枝豆は摘心をしなくても実をつけますが、摘心することでより多くの実をつけます。

サヤが膨らんだら収穫しよう

サヤが膨らんできたら、収穫のサインです。

かかりやすい病気と害虫情報

枝豆にかかりやすい病気と害虫情報を、多くの書物などから調べてまとめてみました。

食害性害虫！カブラヤガ(ネキリムシ類)

枝豆の芽が出た頃、茎を切られえて枝豆が倒れてたら「カブラヤガ」が疑われます。

食害性害虫！ヨトウムシ

「ヨトウムシ」は枝豆の主要害虫として、年に２回発生時期があります。

食害性害虫！マメヒメサヤムシガ

被害部分は、茶色く変色して枯れて生育が止まります。年間で３〜４回発生します。

吸汁性害虫！ホソヘリカメムシ

新芽や葉に15mm程の細長い暗褐色の虫がいたら「ホソヘリカメムシ」です。

　枝豆栽培を初めてされる方が、抵抗なく楽しい栽培をいただけるように、私の経験から具体例を取りまとめて投稿してみました。

　家庭菜園を初めてみたいけど、栽培場所がないという方は、貸し農園で全国展開している『シェア畑』さんもございます。

　全国70農園展開中！【シェア畑】

　これらをご参考いただき、いろいろな栽培方法(土作りや肥料など)を考えて、家庭菜園を楽しんでくださる方が少しでも増えてくれたら嬉しいです。